登園しぶりも!? 反抗期真っ只中の子供の対応に困ったこと

反抗期も成長の証としりつつ…

はーぽんも2歳を超えて、いよいよ第一次反抗期突入です

自分でできることや語彙が増えてきたことで、自己主張もするようになってきました

おそらく彼なりにプランがあって、それを実行したいのでしょう

それはとても喜ばしいことなのですが、ケースバイケースであることもまたしかり…

幸いにして食は選り好みせず食べてくれます(唯一キュウリだけ受け付けていないけども)

ただ、洋服や靴下は自分で決めたいと思うようになってきました

また、以前はおもちゃの片付けは自分でせっせとやっていたのですが、最近は促しても

はーぽん
はーぽん

やだよー

と、どこで覚えたかわかりませんが、立派に自己主張

極めつけは朝、保育園に行きたがらなくなるという…

帰りは先生に

またあしたねー バイバーイ

と言って保育園を去り、家でもあしたも保育園いくなどと供述しており・・・な状態

仮にも私は教育関係者!

(これは仕事のスキルと知識を総動員してことに当たらにゃなるまいよ!!!)

ってことで、自分が学んだことや実践していることを書いていこうと思います

 

感情を感情で返すなー!

『質問を質問で返すなー!!』

ジョジョ4部でこんなセリフがありましたが、同様で、相手の感情に対してこちらの感情をぶつけても、お互い譲りません

2歳児と言えど、自我もあります

快不快くらいは表現できるようになってきました

てか、2歳児はこれが行動原理です

快の時は一緒に思いっきり笑いましょう

問題は不快の時です

  • オムツがいっぱいで不快
  • お腹空いて不快
  • 眠くて不快
  • おもちゃがなくて不快

あげたらキリがありませんが、これって大人でもそうですよね

自分がお腹空いてイライラしている時に

『なにお腹空いてんだ!!ふざけんな!!』

と言われたらそりゃあ喧嘩になりますわな

なので、子供が感情を爆発させて訴えてきても、こちらは冷静に素数を数えたりして落ち着きましょう

もし自分が怒ってしまいそうになったら、その場を離脱しましょう

いろいろなところで『アンガーマネジメント』という言葉を聞きますが、その1つですね

ただ、子供から目を離せない場合がほとんどです

そういった時には6秒間 ジッと堪えましょう

人間怒りが沸点に達して6秒以内に爆発させてしまうとそのまま大噴火するそうです

反対に6秒経つと沸点が下がり、少し冷静にいられます

子育てで『叱る』ことは重要ですがこれは『怒る』ことと同義ではないですからね

とにかくこちらは冷静になることを心がけましょう

 

話を聞くときは本当に『聴く』こと

これも様々なところで言われますが、実際のところ結構難しいのです

特に子供は語彙力も発達途中です

思っていることを言葉に出せないことが多々あることでしょう

うまく言えないことに対して機嫌を損ねることもあるかもしれません

そんなとき、親としてどうするのが正解でしょうか

様々な状況がありますので、一概に言い切れませんが、私は子供の感情を確認します

例えば、いつもは大事にしているおもちゃをポイっと投げ捨てた時、

『なんで投げ捨てたの!?』 

『いつも大事にできているのに今日はどうして投げ捨てたの!?』 

同じような声掛けでも少々のニュアンスが違います

前者は行動への戒めが目的とする発言ですね

これでは投げ捨てることはやめさせることができても“投げ捨てるに至った感情”を発散する術を教えられません

そうなると、今度そういった感情を抱いたときに別の行動で発散しようとして、更に大変になるかもしれません

一方後者は行動の理由に焦点を当てています

もちろん上手に説明できない場合がほとんどでしょう

そんな時はこちらが少し手伝ってあげます

  • 「お腹空いたの?」
  • 「上手に〇〇できなかったの?」
  • 「寂しかったの?」

など、その状況で想像しうることを聞いてYes No で答えてもらいましょう

そこで引き出すことができたら、その原因への対処をした上で、最後におもちゃを投げ捨てたらいけないことも伝えると、納得してくれます

実際にはーぽんを保育園に送った時のこと

保育園の玄関で先生を見るやいなや、私の後ろに隠れてしまいました

まずは「どうして行きたくないの?」と聞いてみました

しばらく黙って答えないんですが、こちらが

「お友達にいじわるされたのかな?」と聞いてみると首を振ったのち、ボソッと

『保育園のブロックがいや』と答えてくれました

正直、意味不明でしたがそこは隠して

「そっか、ブロックがいやなのか。じゃあブロック以外におもちゃはあるの?」と尋ねます

今度は『くるまと絵本がある』とすぐに答えました

「じゃあ、きょうはブロックじゃなくて、車や絵本でお友達と遊べるかな?」と聞くと

『うん』とだけ言って、自分で靴を脱いで保育園に入ってきました

2歳児だって、聞けば答えてくれます また、言えばわかってくれます

(本来5分で終わる送り作業が倍近くかかって仕事は遅れそうになりましたが…)

 

幼児には幼児の矜持がある

自我ができてくると「自分のことは自分でしたい」と思うようになります

自己効力感  は言いすぎかもしれませんが、それくらい、自分の可能性を感じているはずです

一人で着替えられるのも、エレベーターや照明のスイッチを押すことも、ハンドソープをプッシュしたがるのも、すべて小さな成功体験なのかもしれません

正直、大人がやれば数秒で終わる作業も、子供にやらせてしまうと大変時間がかかります

朝これをされた日にゃ絶望感すら感じます

ただ、子供からするともしかしたら『自分はできる』という自信をつけているのかもしれません

そう考えると、何でもかんでも親がしてしまったり、転ばぬ先の杖を親が準備するのも余計なのかもしれません

当然、生命にかかわることや危険なことをやらせるわけにはいきませんが、はーぽんには

「適度な失敗と成功する方法」を教えるためになるべくやらせます

なんでもやりたがりますが、実際にやらせるとすんなり諦めて頼ってくることがあります

こうやって「これはまだできない」ということを教えつつ、補助してあげて達成できることはなるべく達成させていくのがいいのではないかと思っています

こうやって自信をつけていくのだと思います

 

五十六司令長官の名言

以前別の記事でも書きましたが、

やってみせ 言って聞かせてさせてみて 誉めてやらねば 人は動かじ           

話し合い 耳を傾け承認し 任せてやらねば 人は育たず                 

やっている 姿を感謝で見守って 信頼せねば 人は実らず                

連合艦隊司令長官 山本五十六

これは本当に教育とはいかにするべきかを表したものだと思います

まず親が手本となって子供に示し、その後に子供にもやらせ、上手にできたら褒める

子供の言いたいことに耳を傾けて、一緒に解決策をみつけ、その後は子供を見守る

自律して頑張っている姿を陰ながら見守り続ける

これですよね

子供がいつか独り立ちするためには、失敗できるうちに失敗させることと、それ以上の成功体験をつませることではないでしょうか

失敗してもまだ何とかなるうちにどれだけ失敗できるか、そしてそれをいかにフォローして成功へと変えていくのか

そのために、どんどん子供にやらせてみましょう

しっかり見守ってさえすれば、大きなケガにはなりません

どうしても時間がない時にも、勝手にやってしまうのではなく事前に大人がやることを伝えましょう

少なくとも我が家ではそうすると、結構な確率ではーぽんも納得してくれます

幼児である前に人間です

「我が子に1人の人間を扱うように接する」というかなりおかしなことを言っている感じがしますけど、これを忘れてしまうと子育ても大変になってしまうのではないかと感じています


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