立春を迎えると『暦の上では春ですね』と聞きます
「いやいや寒いんですけど、どこが春ですか???」と思ってませんか?
まったくもって同感です
ただ調べてみると立春というのは“これから春になっていく”というタイミングのようです
せっかくなのでまとめてみます
立春とは
むかーしむかし、人間が本気で必死で手探りで農業を営んでいたころ、「いつから暑くなるのか」「田植えはいつから始めるか」など季節を知ることはとっても重要でした
なので人間は1年を24の時期(二十四節気)に分けて、それに従っていつどんな農作業をするか決めていたそうな…
で、立春と言うのはその24にわけた時期のうち、2月の最初にあたり、旧暦では立春が1年の始まりとされていました
昔の人たちは 立春から数えて何日経ったか でおおよその季節を把握していたそうです
ちょっと余談ですが、『茶摘』という歌の歌詞に
“夏も近づく八十八夜~”
とありますが、この立春から数えてこれくらい経つと夏が始まり暑くなるということらしいです。
二十四節気とは
立春以外にも立秋、夏至や冬至とはどこかできいたことあると思います
『でも正直それ以外は知らない』
そんな人が大多数でしょう
ですが、カレンダーや手帳をよーく来てみると、大安とか仏滅とか以外にも
なんかゴミョゴミョ書いてあるんです
頑張って列挙すると
- 立春
- 雨水
- 啓蟄
- 春分
- 清明
- 穀雨
- 立夏
- 小満
- 芒種
- 夏至
- 小暑
- 大暑
- 立秋
- 処暑
- 白露
- 秋分
- 寒露
- 霜降
- 立冬
- 小雪
- 大雪
- 冬至
- 小寒
- 大寒
・・・いくつか読めません!!! 啓蟄に至っては書ける自信もない!
※啓蟄(けいちつ):暖かくなってきて虫とかが活動を始める時期 らしい
でも知っているとちょっとだけ人生が豊かになる気がします
節分とは
立春の前日を節分といい、恵方巻食べたり豆まいたりしますね
(息子は恵方巻ではなく納豆巻きを食べていました)
この節分、漢字のごとく 季節を分ける ですよね
もう少し掘り下げると 立春・立夏・立秋・立冬 の前日を指す言葉です
つまり、4回の節分があるはずなんですが、2月の節分以外あまり話題になりませんね
やはり旧暦でいうところの“おおみそか”に近いからですかね?詳しい人教えてください
そんな節分と言えば、豆まきする時に
「鬼はそと 福はうち」
と言いますが、私は「おにたのぼうし」という絵本?を思い出してしまいます
古来日本では鬼は悪いばかりではなかったはずですが…
今風なら豆まくより藤の花を飾ったり、全集中して呼吸法を身に着けたりするんですかね
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